ル・デルニエ・クリ vs ハッテンバプロダクション

UPLINK GALLERYにてル・デルニエ・クリの作品を見て来た。

かつて、『邪眼』というファニーでおぞましいアニメーション作品がアップリンクからも国内販売されていた、Art Brutのその先にあるような暴力的な表現を突き進めたアート集団ル・デルニエ・クリ。

今回は、中心人物のパキートが来日し、ル・デルニエ・クリがかつて自国フランスに紹介した根本敬らのハッテンバプロダクションとのコラボ展示。その地続き感（どこからどこまでがル・デルニエ・クリで、そこからがハッテンバなのか、全く判然としない。知らない人は最後まで知らないままだろう）に強烈な胸焼けを感じながら、主にシルクスクリーンの作品群を鑑賞。その中でも、毒々しい肉の朱色が強烈なコラージュの中でギラつくSEKITANI氏の作品に圧倒されたので、作品集を購入。

家に帰ってページを繰って、後ろに倒れ込むような衝撃を連続で受け、そのまま絶命したのが俺です。

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