【3回戦全ネタ】スタミナパン/くらげ
麻婆が可愛すぎるスタミナパン。去年とも全然システムが違うのがすごい。麻婆の可愛さの上に成立している。くらげの新機軸も悪くないと思う。
【3回戦全ネタ】ライドMEズ/かたつむり/ネコニスズ
赤ちゃん化した舘野さんが漫才のシステムにきっちりとハマったネコニスズは強いと思った。ヤマゲンが超人なだけに。
【3回戦全ネタ】エバース/怪奇!YesどんぐりRPG/東京ホテイソン
絶対大丈夫と思ってるエバースが、ここまで弱いネタを披露してると、ちょっと不安になってしまう自分がいる。YouTube公開前提の3回戦だからっすよね???普通に、まだまだ良いネタ沢山あると思うので。毎回違うシステム開発してくる怪奇!YesどんぐりRPG。本当に感心する。全然通過してても良いクオリティだと思う。まるで昭和のようなお笑いの東京ホテイソン。
【3回戦全ネタ】グリーンランプ/レインマンズ/カナメストーン
さて、毎年毎年「あと⚪︎回…」という祈るような気持ちで観ているカナメストーン。ここまでシンプルなネタでいいのか…と心配になってしまうが、同時に「楽しそうなのであれば、それで良いか…」というファン心理は、本当にトキシックなのかもしれない。不気味ボケに力技のツッコミ…を超えたところに到達したネタが沢山あるので、マジ頼むぞの心持ち。俺は未だに決勝で「手でやったM-1」が炸裂する光景を夢見ている。レインマンズ、ちょいネタ弱かった印象っす。
【3回戦全ネタ】ケビンス/シンクロニシティ
いつも通りのケビンスと、いつも通りのシンクロニシティ。80%良い意味です。
【3回戦全ネタ】まんじゅう大帝国/カゲヤマ/頭虚偽罪
今年は散々最高なネタ見た気がするのだが、まんじゅう大帝国…。なんで、ここで、このネタなのだろう、という気持ち。大声ツッコミではあるのだが、毎回ネタの印象が少しずつ変わるカゲヤマは、底が知れない。こたけ正義感+サツマカワRPGの頭虚偽罪、シンプルにすげえ面白かった。「ならでは」のネタ。サツマカワは当然怪奇が本命なのだろうけど、サブで出てるコンビがどれも秀逸。さすが。
【3回戦全ネタ】モテモテ/シークレットレボリューション/ボブのコーラ
もう一人、とんでもねえのが元10億円山内。数組組んでて、当然全部ネタ違ってて、全ボケがずーっと面白いという異常な状況。元ラタタッタの渡辺さんと組んだモテモテもすごく面白かった。ボブのコーラ、仕組みがとてもよい。
【3回戦全ネタ】ダイヤモンド/マルセイユ/豆鉄砲
極端でも、分かりやすくもなかったダイヤモンド。ちょっと厳しかったかな、と思いました。マルセイユは、左の人がボケになってから、少しずつ良くなってきたイメージ。流石に去年のハンバーグは超えられないか、豆鉄砲。それでも、やはり異常な理屈振りかざしてて素晴らしいし、今年は少なくとも敗者復活では見たい。「半分ケンタウロス」っていう考え方はなかった。
ぐろうvs空前メテオの件
ytv漫才新人賞観てた。去年のM-1三回戦動画観てる時、明らかに流れが変わってきてて…って話を、人と話したり、ThreadsとかTwitterに書 いてたりしてたんだけど、凄まじいスピードでそれが現実のものになってきてて震えてる。明らかに加速してる。ぐろうvs空前メテオの件です。その二組が、同期で仲良いのも初めて知った。
要は、所謂カッコ付きの「第七世代」が「新世代」としてお笑い界を席巻するターンがきちんと落ち着いて、既に次の世代がウォームアップ完了、臨戦態勢になっているという話。なので基本的に、今うかうかしている人たちは、うかうかしたままだと取り残されるので、新しいフォームやらルールを身に着けていく必要があるのではないか。
その中でも色々な層があると思うんだけど、銀兵衛のレガシーを受け継いでか知らずにかはわからないが、極度な「私的理屈」を暴力的にぶん回すタイプの人たちとして、西のぐろう、東の豆鉄砲(去年の進化には目を見張った)がいるであろう、と。ただし、ぐろうがあまりに完成されているので見落としがちだが、この分野では空前メテオが一番革新的だぞ、とか。そういうことを思ってたという、そういう次第です。東には、イチゴもいるので忘れないでいたい。
ちなみに、もう一方で意識しているのが「新・正統派」というか、現代的な漫才のテクニック(特にツッコミ)をしっかりと身に付けていながら、所謂正統派の手触りを維持している人たち。これも東西あって、西は三遊間、東は金魚番長のことを意識してます。世代で言うとズレるが、オズワルドとかエバースとかひつじねいりがこの辺とガチの殴り合いをしていくのが直近の未来なんだろうなあ。ワクワクしています。
ということで、空前メテオ優勝おめでとうございます!