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渋谷の街で酷い広告を見せられたり、カルチュラルな洗脳が至るところで試みられた結果、自分の表現が如何に放逐されているか思い知らされる。最近は、テレビでお笑い芸人が集団で出ているのを見るだけで、この世は大いなる内輪ウケの層で出来ていて、延々とそれを観させられているだけに思える。虚しさのレインカーネーションの只中にいる。

とにかくネットはダメだ。ネットがなければもっともっと早めに色々が終息していたはずだが、今はもう、単なる縮小再生産の輪の中にある。幾多の扇動は、ものすごく少数のクールさの中に回収されてがんじがらめになっている。そもそも、大学の頃から「トレンドセッターを信じるな」と思ってやってきたはずなのに、今は「インフルエンサー」に形を変えて、同じことが繰り返されている。

ということで、本気で小さくてリアルな枠組みを再構築することに決めた。音楽も作る。文化的に殺されないように。


そう言えば、なんとなく見落としてたAwich, NENE, LANA, MaRI, AI & YURIYAN RETRIEVER - Bad B*tch 美学 Remix観たらすげーカッコよくてやられてしまった。ラップしてる時のゆりやんが一番好きだ。もう「フィメールラッパー」「なのに」「カッコいい」みたいな言い草が成立する時代は過去になってしまったのだな、と実感した。

一方「チーム友達」は1ミリもピンと来ませんでした。Not for me。


夜は『ヒトラーのための虐殺会議』『アメリカン・パイ』を観た。あまりの高低差に頭が割れそうになった。

MCATM

@mcatm

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