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土日でいつになく身体を動かしたのでそのせいかもしれない。朝はフラフラしてたんだけど、昼からは元気に仕事こなした。昼飯食いながら、THE SECONDの余韻を楽しむ。スーパーマラドーナ武智さんの開催前予想があまりに的確だったのと、奥田さんの国分寺レポートがのんきで良かった。日常会話がそのままネタになってるのは、漫才師の関係性として理想的すぎるなー。


ゴダールの映画は、傑作を除くと「未熟」か「単純につまんねえ」の2つに分類されるが、『メイド・イン・USA』は至るところ無駄に弛緩してて、「傑作!」とは言い難く「単純につまんねえ」寄りの印象。

ところで、この「単純につまんねえ」という評価は得てして、評価者本人の未熟を示していることが多いので、結局送り手か受け手のどちらかの未熟が露出しているだけに過ぎない。この映画に見られる弛緩は、かなりの部分、作り手の未熟に根ざしていると断定してしまうけれども、ナラティブに見られる不安定さ、不穏さは、理解できない俺の未熟を示していると思う。政治的に、詩的に、理解されるべきであろうから、もう少し勉強したい。

編集の切れ味や音楽の使い方、色彩感覚は、いかにもソニマージュ!という風情で、相変わらず素晴らしいんだけど、リファレンス元の一つであるロブ=グリエ映画の凄みに比べるとやはり緊張感に欠けた印象は否めなかった。明日は『アルファヴィル』に挑戦しようと思う。

MCATM

@mcatm

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