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THE SECOND 2024

ガクテンソクがM-1優勝していないのはおかしい。そういうコンビが何組かいる(和牛もそう)が、その中でもダントツでおかしい。だから、ガクテンソクが決勝に進んだ時点で当然優勝するだろうと思ってた。

「当然優勝するだろう」と言われている時に、優勝するのが難しい。スポーツ観てても、過去のM-1でも、何回も観た。THE SECONDはその構造上、しばらくは「当然優勝する組」が優勝していくだろう、と思ってた去年。蓋を開けてみたら、当然優勝するであろうテンダラーは敗れ、それを破ったギャロップが優勝した。囲碁将棋も決戦までたどり着けず、マシンガンズが奇跡の活躍を見せた。

「当然優勝する組」が優勝するのは、当然ではない。だから、ガクテンソクが優勝したのは凄いことだし、立派だなあ、と思った。特に三本目は完璧な出来だったから。うれしかった。今年のTHE SECONDで一番意味があったのは、この三本目に294点がついたことだと思う。観客審査員が祝福したのだと思った。(なので、逆にザ・パンチの低得点は意味ない。面白くないということを意味しない。どうしても相対評価になってしまう、という事実が露呈しただけの話)

その一方で、タイムマシーン3号も、俺は「当然優勝する組」だと思っていたので、まだこのコロシアムは盛況を見せるだろう。ザ・パンチがあれだけハネるとは、吉本の劇場にあまり足を運ばない人には予想もつかなかっただろう(一本目にやられました)。「砂漠でラクダに逃げられて〜」をぶっこむのは、彼らなりの歌舞伎であり復讐だと思う。興奮した。

あと、個人的には、この前新宿であぁ〜しらきとすれ違う直前に、自転車ですれ違ったタモンズ(阿部さんの方)。ガチファンが涙ながらにコメントしてたのも良いハプニングだった。金属バットは、THE SECONDの笑い飯感が出てくる気配あるので、さっさと獲ってほしい。これも「当然優勝する組」なので。

MCATM

@mcatm

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