昨日が遅かったのでダラダラと起きてきて昼食。『相席食堂』の「街ブラ-1」は、ヤーレンズの早歩きで息が止まるぐらい笑った。ヤーレンズが正しく世に出たのが嬉しい。三拍子とかもきちんと見つかってほしい。見逃していた『アメトーーク』の岡山芸人回を観る。千鳥ノブがウエストランド河本に言ったツッコミに対して、カメラから外れたところで大悟がボソッとフォローする。大悟というのはつくづく繊細な芸人だなと思うし、その表象としての大量脇汗だったのだろう。

弊社主催のアワード企画に参加。基本、ぼんやりと観ているだけの役回りだったんだけど、こうして普段行っている業務が、確実に子どもに響いているのを肌で感じられる機会は貴重で、身が引き締まる思い。とんでもなく前を向いた、未来志向の子どもたちばかりで、こうして見ているとたのもしい気分になるが、一方でそうでもない子ども、そうでもない大人もいることを知っているし、後者のほうが影響力がある分タチが悪い。むすこから、友だちが父親に殴られている話を聞いていたたまれなくなる。

夜、本当は昨日の『ボーはおそれている』を受けて、ジャック・タチ『プレイタイム』とか、この前買った『厳重に監視された列車』とか、その辺のリファレンス作品を見ようかなと思っていたんだけど、むすこもいたので、まさかの見逃し映画『AKIRA』を観る。今見ればよくある超能力バトルものだけど、この時代には確かに斬新だったのだろう。映像表現としても、終盤の闇落ち鉄雄が力をコントロールできないくなるあたりの描写が見事で、きちんと引き込まれた。