『ばけばけ』観るための早起きを続けているのだが、このドラマ、すごく良いものになるのではないかという予感、気のせいではなさそう。見合い終わりの家族での食事。いつもと同じように、滑稽なやりとりを続ける四人が、ある情報を境に、恐ろしい光景に様変わりする。滑稽描写が上滑りしたら上手く行かないし、ただ滑稽なだけだとシリアスに転じた時違和感が残る。四人ともめちゃくちゃ上手いので効果が出る。親父と祖父は、流石に反省して欲しい。
マジでみんな、『ブラックミラー』とか『her/世界でひとつの彼女』とか観てないからこんなことになる。そのうち、無表情で広告とか喋り出すぞ。
今週観た華大千鳥、鶏のモノマネをさせるという何でもないくだりで、いとも簡単に千鳥の空気にしてみせると、すかさず華丸さんが被せてきちんとウケてみせる。そこに濱家がいささか無理な態勢で山内に振ると、完璧ではないもののヒット当ててみせて、かまいたちとして一瞬画面を支配する。基本、仲良くわちゃわちゃしているのに、突然バチバチの殴り合いが始まるので目が離せない番組である。
やっぱ2〜3週間なにも書かないというのは異常だと思う。きちんと記録しておかなくては。
さあ、眠る前の一時間で、小さな音でギターを弾くのだ。
こんなもん、まじで、絶対に観たくないですか??『笑む窓のある家』。ちょっとしたブロークン邦題も最高ですよね。
ピーター・スワンソン『9人はなぜ殺される』を読了。以前のピーター・スワンソンに戻ってしまっている。なんでこうなる…。『だからダスティンは死んだ』『8つの完璧な殺人』がかなり良い出来だったので、期待してしまったなあ…。
寝かしておいた新作テープのB面を久しぶりに聞き返す。もうこれで良いんじゃないかというぐらいとっ散らかってて最高だった。放っておいた味噌がめちゃ熟成していたみたいな気分。さー、編集が楽しみだなー。
『ガンニバル』S2観終わった。後藤理(さだむ)よなー、中島歩の。毎回毎回よくここまで異なるタイプの役を演じ分けるなあ、と関心しきり。今年は、「おじさんの顔、おもしろい?」(『ルノワール』)もあったし。
性描写については、これぐらいが限界かなと思ったものの、それで損なわれているものも最低限だった印象。そのかわ りに、ヨガやったトラヴィスが津山三十人殺しに挑むキャラクターが出てきた異様がアグレッシブで良かったです。
ベルナルドと元祖いちごちゃん、熱いなー。しかしながら、や団としずる。池田が発表前まで不安そうな顔してたのに、発表された瞬間にキャラ入れてたの相変わらず信用できる。
背筋『近畿地方のある場所について』の文庫版を読み終える、など。なんか、こっちは割と映画寄りですよね。
いくつかのトラックで、それぞれ楽器を替えて即興演奏する。即興だし、それぞれの楽器に慣れ親しんでいるわけではないので辿々しいのだが、それでも互いの音を聴きながら、可能な限り楽曲のようなものに近づけようとする。20分ぐらいずつの録音で、かろうじて面白くなるのは、30秒ぐらいが3回とか。だけどそこには、楽曲を成立させんとする何某かの意思があるので、その意志を掬い取っていく。
そんなコンセプトで録音作業していた。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』読了した。ネタバレ踏まずにー!焦りました。しかしながら、ネタバレを避けて話すの超大変。まあ、とにかく、これを読むとライアン・ゴズリング版が超楽しみになりますよ。読んでても、全然イメージ出来ないシーンたくさんあるからなー。頑張ってはいるんだけど。