Post

眠気に負けそうになる時間帯はあったものの、月曜日はやはり身体がよく動く。外苑の伐採と、朝鮮人虐殺式典の追悼文の件。蓮舫さんを支持するのは、それらに対するスタンスが明確になってからって思っています。つまり、公約待ち。


トリュフォー『ピアニストを撃て』。半分コメディのような、どこかズレた洒脱な演出が予想と違っていたがなかなか良かった。敵役のギャングの車で拉致されるシーンなんて、どれも間抜けに描かれていて微笑ましい。一方で文法の教科書みたいにストリクトな印象もある。主人公シャルリの隣に住む娼婦・クラリスが、「仕事着」であるハイヒールをスリッパに履き替えるカットを入れることで、彼女が仕事を放棄してシャルリのベッドに潜り込む意志を表現していたり。

中盤で明らかにされる「天才ピアニスト」としての過去、特にテレサとの一件はまさに悲劇。名を変え、心を閉ざしてしまう主人公の心情はよく理解できるものの、その件とコメディ演出の食い合わせが悪すぎてちょっと戸惑う、など。でも面白かったです。相変わらず、女優選びのセンスは抜群。

MCATM

@mcatm

もっと読む