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井の頭公園を散歩中に、カフェラテを飲みながらベンチで15分ぐらい妻と喋る時間は、隔週なのが悔やまれるぐらい良い時間。今日は、暴風雨のような『ワンピース』レビューを聞いていて、ふと「この人は、家族が誰も『ワンピース』読んでなくてかわいそうだな」と思った。俺に責任がある。本当ならネタバレ関係なく喋り倒したいはずなのに。確かに、周りの読者はみんな口角泡飛ばして「歴史に乗り遅れることなきよう!」とまるで宣教師のようなのは気になっていた。なので、帰宅後すぐに再開して、今54巻。ボア・ハンコックの辺り。すぐに追いつきますからね。

なんか暴力的に眠かった身体。奮い起こしてプール行ったの、自分でも偉すぎると思う。1km泳いでバッチリ。


アダム・エゴヤン『手紙は憶えている』。痴呆症の老人が、同じ施設に入居する男性の手紙にある指示に従い、アウシュビッツで自分たちの家族を殺した男に、自らの手で罰を与えようとする。痴呆の症状が出ているので、ちょっと寝落ちするとすぐに記憶がリセットされ、一週間前に死んだ妻の名を呼んでしまう。そんな『メメント』的な忘却サスペンスとしてのトリックに妙味があって楽しい。中途で大体お察しがつくので、そんなに驚きはなかったが、それを勘案しても良い作りの脚本だと思った。

MCATM

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