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松ちゃんに関してはこらもう短期間でどうにかなる問題ではない。ああいう女性の権利を蔑ろにしたような遊び方が早く廃れてくれればいいのに、と思う。VIPや芸能人につられて知らない人の飲み会行くのは危ないよ、というのは正論だが、知らない人の飲み会行っても危なくない世の中を作るのは俺たちの義務でもある。

「ダウンタウン以降のお笑い」に向けて、俺が何かを考えるような立場ではないので、実に気楽なことが言える。どうなるのか、全然わからない。いささか急すぎる話になったのは予想外だろうが、当然有識者たちは準備していたはず。”プレイヤー”という意味では全く問題ないはず。おそらく休業前最後の仕事の一つになるであろう『東西ネタ合戦』を観ていたら、平場での松ちゃんに、その上を行く速さと発想で千鳥の大悟が返して見せてた。全然小さく見えた、松ちゃんが。そもそも漫才では既に現役プレイヤーではないし、『キング・オブ・コントの日』ぐらいじゃない?物足りなくなるのは。

問題は”権威”の方。M-1も、KOCも、「松ちゃんに観てもらいたい」というモチベーションで挑み続けていた人たちの気持ちは萎えるかも。そしてそれが出場者数に反映されるかも。だけど、本当にそんなことになりますかね??正直、全然先が見えないのだが、なんとなくランディングしてみたらなんとかなりそうな気がする。

それよりも何よりも、既存の、平成から続いてきた「お笑いスキーム」が一旦無に帰して、再構築されるであろうワクワクの方が勝っている。同時に、それが再構築されなかった場合、つまり、松ちゃん不在で業界が停滞し、2〜3年で復帰した際に「待ってました」のムード…というシナリオの方がよほど俺を萎えさせる。ダウンタウン的なお笑い、俺も大好きなお笑いの形だけど、もうそんなの、ワン・オブ・ゼムでいいじゃんね。

MCATM

@mcatm

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