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昼からむすこのだらしなさに苛立たされる。友だちと1時半の約束をしているにも関わらず、1時20分まで『パルワールド』（このチョイスも絶妙に腹立たしい）をプレイしていて、大慌てで支度をするも、自転車に空気が入っていなかったり、自転車のライトに電池がなかったりと、事前にやっておけと言っていたことをすべてすっ飛ばす。そういうゴタゴタで気が滅入りながらも夫婦で松陰神社〜豪徳寺〜赤堤周りを散歩。七月堂古書店でマルグリット・デュラスを入手したり、初めて入った「愛騒」という店ですごくルックスの良いテープレコーダーを買ったりして機嫌を直して帰宅。夜は、ピザを食べながら家族で『ジョン・ウィック：コンセクエンス』を観るのだ、と意気込んでいたら、門限になってもむすこが帰らず、完全に怒髪天案件だった。

Netflixの、ウェス・アンダーソンによるロアルド・ダール・コレクション最後の一本『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』を観る。舞台美術の素晴らしさと、カット割り〜編集の素晴らしさが群を抜いていて、アナログで制限を感じる制作環境にも関わらず、それを感じさせない圧倒的な自由さがあった。

MCATM

@mcatm

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