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朝から晩まで忙しく、公私に渡るこのタスクを如何にして片付けていたのか、さっぱりわからなくなる。深夜まで仕事を続ければいいのだが、それをやり始めると週全体のパフォーマンスが著しく落ちるので止めたほうが良い。なので、ちょっと残業した後は、平常心で映画を観て、『フォールアウト4』をプレイし、なるべく早く寝ることにする。

デヴィッド・フィンチャー『ゾディアック』。ジェイク・ギレンホールに、ロバート・ダウニー・Jr、マーク・ラファロと、手練れが揃っている。みんな若い。完成しているのはRDJだけで、後は若い。なんでRDJは完成してるんだ?わけがわからない。尊大演技を平常運転でこなすと、後半の大転落を見たこともない表情でやってのける。顔の皺さえ、見たこともないパターンだった。RDJは素晴らしいがワンパターン(ワンパターンだけど素晴らしい)、とか思っててごめんね。

”ゾディアック”という実在の未解決事件を取り扱った、これまた『殺人の追憶』(2003)的な作品だが、ポン・ジュノの見事なトータルコーディネートと比較して、フィンチャーの興味はどちらかというと脚本にあったように見える。物語への興味でグイグイと引き込む反面、画は平板であまり見応えを感じなかった。とは言え、しっかり面白かったです。

MCATM

@mcatm

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